COCOCAS

  • 【実体験】キッチンカーお役立ち情報

キッチンカーは儲からない?という噂の真相を現役オーナーが解説

こんにちは、L/R KITCHENオーナーのりんです。

「キッチンカーって最近よく見かけるけど、実際儲かるの?」
「開業したのはいいけど廃業が多いって聞いた…」そんな声をよく耳にします。

今回は、現役でキッチンカーを運営している私が、実際の現場での体験をもとに、
「キッチンカーは本当に儲かるのか?」というテーマをしっかりと解説していきます!

開業前に抱えがちな不安を解消するためのリアルな視点をたっぷり盛り込みますので、
「これから始めたい!」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

よくある噂:「キッチンカーは儲からない」って本当?

まず結論から言います。

キッチンカーは、やり方次第でしっかりと儲かります!

でも、「誰でも簡単に稼げるビジネス」ではありません。

実際に「儲からない」と感じてしまう人がいるのは事実で、
SNSや口コミでも「開業したけど半年でやめた」「売上が立たなかった」という投稿も少なくありません。

では、なぜそんな噂が広まるのでしょうか?
その背景には、「キッチンカーならではの特徴」や
「正しい準備・戦略を知らずにスタートしてしまった人の存在」があります。

また、飲食業自体が「誰でも稼げるわけではない」という業種であることも一因です。
飲食店は他業種に比べて原価率や人件費などの変動が大きく、
現場対応の柔軟性も求められます。
キッチンカーも飲食業の一種である以上、そこは同じです。

儲からないと感じる人の特徴と失敗パターン

「儲からなかった」と感じてしまう人には、いくつかの共通点があります。

①メニュー選びが適当だった

売れ筋をリサーチせず、自分の好みだけで決めたメニュー。
利益率が低いものや、イベントとの相性が悪いものを選ぶと苦戦します。
たとえば、「手間がかかる」「調理に時間がかかる」メニューでは回転率が下がり、
1日での販売数が限られます。
その結果、売上も利益も頭打ちになります。

② 原価率・経費の計算が甘かった

「仕入れにいくらかかってるのか」「光熱費・ガソリン代」「出店料」など、
見えにくいコストを把握せず、気付けば利益がほぼ残らない状態に…。
特に意外と盲点なのが「テイクアウト容器」「仕入れの送料」「廃棄リスク」。
これらが積み重なると1回の出店で数千円単位の差になります。

③出店場所が固定・集客が弱い

流動性がキッチンカーの魅力なのに、場所選びに消極的だったり、
SNSなどの集客が苦手でお客様が来ないケース。
お客様が来ない理由を「天気が悪い」「たまたま客層が合わなかった」と
外部のせいにしてしまうと、改善の糸口を見失いがちです。

④ 車両スペックが足りなかった

軽トラタイプなど、小型のキッチンカーで始めた結果、
仕込みや積載量に限界があり、売上の上限が見えてしまう。
特に冷蔵庫や冷凍庫が小さいと、1日の食材量が制限され、
「売れるのに提供できない」という本末転倒な事態に。。

これらはすべて、事前の準備や戦略の不足が招いた結果です。

実際に儲かっているキッチンカーの特徴

一方で、しっかり利益を出して継続的に営業しているキッチンカーもたくさんあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?

①高利益メニュー × 回転率

たとえば「フライドポテト」「からあげ」「かき氷」など、
原価率が低く、提供が早いメニューは回転率も高く、1日300食以上売れることも。
材料費を抑えつつ、見た目やトッピングで単価を上げる工夫もポイントです。

②SNS活用で集客力アップ

「インスタを見て来ました!」というお客様は実際にとても多いです。
今は広告を打たなくても、投稿×ハッシュタグ×ストーリーズで集客が可能な時代。
投稿の頻度やストーリーズでのライブ感が来店動機になります。

③イベント・出店先の分析

人通りの多いイベント/企業ランチタイム/キッズ向けイベントなど、
それぞれに合った商品・価格設計ができているキッチンカーは強いです。
たとえばファミリー向けのイベントでは「ドリンクセット割」など、
お得感を出す工夫で客単価が上がります!

④スタッフや作業動線を考えたレイアウト

効率のいいオペレーションができる車両内装になっていることで、
提供スピードが上がり、売上が2倍以上変わることも。
調理器具の配置ひとつで、ピークタイムに何人さばけるかが大きく変わってきます。

これらは、すべて最初から計算された設計の上に成り立っています。

実際の収支モデル例(リアル)

例:ドリンク&ポテト販売のキッチンカー

* 販売価格:1セット800円
* 1日販売数:300セット
* 売上:24万円/日
* 原価率:約25%(原価6万円)
* 出店料・交通費・人件費:合計4万円
* 利益:約14万円/日

このように、売れる商品・効率的な車両・よい場所を組み合わせれば、
1日で14万円以上の利益を出すことも現実的です。

さらに、連日イベントに出られる週末や大型連休は、
1日30万円、40万円以上売り上げるケースも少なくありません。

週3日営業でも月収100万円近く稼げる可能性も。
もちろん、仕入れやスタッフの調整、イベント主催者との関係構築などは欠かせませんが、
うまく軌道に乗れば短期間で初期投資を回収することも可能です!

私自身の体験:高校在学中にキッチンカーで起業

私自身、最初は「本当にお客様来てくれるかな…?」という不安からのスタートでした。

でも実際に営業してみると、お客様の笑顔や「また来たよ!」の言葉に支えられ、
回数を重ねるごとに売上も安定。

もちろん、うまくいかなかった日や、イベントで赤字になった経験もあります。
でも、そのたびに出店の仕方やメニュー、車両の動線を見直して改善してきました。

印象的だったのは、初めて「1日売上30万円」を超えたときのこと。
それまで10万円程度の出店が続いていた中で、場所・メニュー・導線を見直し、
SNSでの事前告知を強化した結果、一気に売上が跳ね上がりました。

こうした成功体験を得るまでには時間も労力も必要でしたが、
それは「やり方次第」で誰にでも再現できることです。

開業してからもやりながら学ぶ”ことは多いですが、
「儲からない」と言われる理由を知っていれば、対策はできます。

まとめ:「儲からない」ではなく「準備不足だった」

「キッチンカーは儲からない」という噂は、ある意味では正しいし、
ある意味では間違っています。

儲からなかった人の背景には、準備不足・情報不足・戦略不足があります。
逆に、戦略的に準備して、正しく運営すれば、
キッチンカーはしっかり利益が出るビジネスです!

実際に成功しているキッチンカー事業者は、

・マーケットをリサーチし、
・利益の出るメニューを選定し、
・効率よく動ける車両を作り、
・人通りのある場所やイベントを押さえ、
・SNSなどで集客をかけて、
・高回転のオペレーションを実現しています。

「やり方を知らなかった」「準備が甘かった」
それだけで、せっかくの夢を諦めてしまうのはもったいないです。

リアルな数字・準備・戦略を学べる

L/R KITCHENでは、オーダーメイド車両の製作だけでなく、
開業前相談・売れるメニューの設計・原価率の調整など、
現役オーナーのリアルな体験をもとにしたサポートを行っています。

◎キッチンカー開業を本気で目指す方はぜひ一度ご相談ください:https://88423.co.jp/lr/

あなたの夢を、本当に儲かるキッチンカーでカタチにしましょう!